私たちの物語

家族写真は近日公開

私たちは一緒にごはんを食べる家族です。

オランダ人、日本人、アメリカ人の家族です。カリフォルニアに暮らす多言語の家庭で、夕食が一日のハイライト。長男に「今日どうだった?」と聞いても、学校の話は出てきません。食べたものを全部並べて、それで一日の点数をつけるんです。

KiWiを作ったのは、必要だったから。

長男には重度の食物アレルギーがあります。そして料理を覚えたい、プログラミングもやりたいと言い出しました(そう思っていたのですが、それについてはまた後で)。いろいろなレシピアプリを試しましたが、しっくりくるものがありませんでした。ほとんどが古い世代のアプリで、アレルギーや食事制限にちゃんと対応しているものは高額な上に、それでもうまくいかない。ピーナッツは警告するのにソースに隠れたゴマは見逃す。「乳製品不使用」と書いてあるのに明らかに違う。ちゃんと使えて、ユーザーのことを本当に理解してくれるアプリが必要でした。

次男には感覚の特性があって、苦手な食感や食材がたくさんあります。末っ子は緑色のものすべてに断固反対する、典型的な6歳児。そして私たち夫婦は世界中の料理が大好き。タイカレー、日本の家庭料理、オランダのスタンポット、カリフォルニアのタコス屋台。5人全員に合うアプリが、一つだけ必要でした。

本棚がヒントをくれました。

我が家の本棚にはオランダ語、日本語、英語の料理本がぎっしり。でもお互いの母国語は読めません。棚にあるレシピの半分が手つかずのまま。どんなレシピでもすぐに翻訳できるアプリがあれば、家にあるどの本からでもみんなで料理できるのに。そう思ったのがきっかけです。

少しやりすぎたかもしれません。

当初は長男と一緒にKiWiを作る計画でした。でも彼のプログラミングへの情熱は3日で消えました。11歳の男の子なら、まあそうなりますよね。結局、「Jaccard token similarity、Zipfian distribution、Fisher-Yates shuffle、Levenshtein distance、Haversine distance、形態素の偽陽性を防ぐfinite-state lookahead constraints」みたいなものと、ひとりで夜な夜な向き合うことに。でも最終的に大事なのは、ちゃんと使える製品を作ること。買い物にも、献立作りにも、家族にぴったりのレシピを見つけるためにも。

名前の由来?キウイは長男の一番好きな果物です。